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発泡スチロールに水が染み込むって本当?
一般的には、発泡スチロールは水に強いと考えられていますが、完全に防水ではないことに注意が必要です。
長期間水などの液体を入れたり、発泡スチロールを浮かせておいたりすると発泡スチロールの構造が変化し、
水を吸収する可能性があります。この場合、発泡スチロールは水を吸収し、重くなり、形状も変わることが
あります。
金型で成形された魚の箱でも徐々に水が染み込んで、いずれは水漏れを起こします。
なお、金型で成形された発泡スチロールは表面にスキン層と呼ばれる透明の皮膜が形成されますので、
水が染み込みにくくなっています。
ところが、ブロックから切り出した発泡スチロールの場合は、スキン層が形成されませんので、
水が染み込みやすくなってしまいます。
●画像は発泡スチロールの表面イメージです。
わかりやすいように緑色で表現している部分が皮膜にあたります。
そのため、特注で発泡スチロール箱を作る際は、ブロックから切り出して製作することになりますので、
液漏れ対策として表面に皮膜を作るコーティングが必要になります。
詳しくはご相談ください。
〈関連FAQ〉
・発泡スチロール容器(箱)に沸騰したお湯を入れるとどうなる?
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